セミナー
オンライン
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2025年8月30日(土)13:00~15:00
事前課題の提出は締め切りましたが、当日の講義聴講にてお席をご用意できます。
現在、私たちは産業革命に匹敵する歴史的な変革の只中にいます。AIはすさまじい勢いで進化を続け、地球上のほとんどの人が影響を受ける、と予測する専門家もいます。インターネット上では、今後廃れていく業界、新しく生まれる仕事など、さまざまな予測がなされています。医療の世界も、オーダーメード式の予防医療が発展し、近い将来、ほとんどのがんが治療可能になるだろう、という予測がなされています。
医薬翻訳は、翻訳を通して医療をサポートするお仕事です。翻訳の仕事もAIの影響から逃れることはできないのですが、AIによる翻訳は、現時点では完璧ではなく、人間の介入を必要とします。
医薬翻訳は、高度な専門知識が求められ、生物学・化学・統計学など、理系の知識が必要です。果たして文系出身者でもこのような仕事に携わることができるのでしょうか。この講座では、文系出身の講師が、現状を踏まえて皆さんにアドバイスします。
<セミナーの内容>
・医薬翻訳って、どんなもの?
・講師が医薬翻訳者に至った道のり
・医薬翻訳者に求められること
・最近の業界の動向・業務形態など
・課題講評
<課題の一部を紹介>
英文を日本語に翻訳してください(213 Words)。
Around 40-50% of all triple-negative breast cancer (TNBC) patients achieve a pathological complete response (pCR) after treatment with neoadjuvant chemotherapy (NAC). The identification of biomarkers predicting the response to NAC could be helpful for personalized treatment.……
<前回の参加者の声より>
・講師の先生は、話し方が柔らかく、とても丁寧に優しく、時々笑いを含めつつ進行してくださり、リラックスして参加できました。
翻訳チェックのお仕事もされていたという先生らしく、課題も丁寧に解説されていたのが大変勉強になりました。
・朴先生は、文系のご出身であるにも関わらず、早い時期に理系の薬学分野を選択し、翻訳学校で年数をかけて上級コースまで学習され、薬学分野のプロ翻訳者テストに合格されています。
さらにその後も業界専門誌を購読されながら、薬学に関する専門知識を日常的に習得され、深められていらっしゃいます。このたゆまぬ努力と薬学への思い入れがあったからこそ、先生の今日があるものと理解できました。何の分野を選択しようが日々積み重ねてプロになるという、この心構えこそ見習うべき姿勢だと思い納得致しました。