セミナー
オンライン
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2025年5月29日(木)10:00~12:00
7月12日(土)開催「医薬の知識を広げて翻訳スキルアップ―認知症/アルツハイマー(演習編)」セミナーとセットでお申し込みいただくと、より理解を深めることができます。本テーマの事前課題は英文和訳となります。
セット割引のお申し込みは受付を終了いたしました。
令和7年度(2025年度)石塚善久先生セミナー 年間予定表もぜひご確認ください。着実なスキルアップには、計画的な学習が効果的です。※今年度「講義編」の開催は木曜日、「演習編」の開催は土曜日を予定しております。
認知症は,記憶や思考,および判断力が低下する疾患で,アルツハイマー病,血管性認知症,レビー小体型認知症,前頭側頭型認知症,混合型認知症など多くの疾患を意味する言葉です。認知症のうち最も多い疾患はアルツハイマー病で,全体の60%~70%を占めています。認知症は高齢者に多い疾患であり,特にアルツハイマー病は加齢が最大のリスク要因になるため,高齢化社会では非常に深刻な疾患の一つになっています。そのような背景もあり,アルツハイマー病に関する研究や新薬開発は1980年代から現在まで盛んに行われてきています。ところが,その発症原因が多様なため,未だに高い有効性を持つ薬を開発できていないという現状があります。
本セミナーでは,アルツハイマー病の特徴や発症原因,現在の治療薬やその限界,新たな治療アプローチと新薬開発の状況について解説します。アルツハイマー病に限らず中枢神経系疾患の多くは原因や症状が複雑です。今回のセミナーでアルツハイマー病に関する理解が深まれば,中枢神経系疾患各々の多様性についても知る切っ掛けになるでしょう。
また,2か月後(7月12日)には,アルツハイマー病とその治療薬に関するドキュメントの英日翻訳セミナーを予定していますので,興味のある方は併せて受講されることをお勧めします。
※ 本セミナーの録画配信期間は動画公開日から2週間です。