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講座内容

磯崎 博史 先生への一問一答

磯崎 博史 先生

――日本語品質コンサルタント®になろうと思ったきっかけは?

2015年春に日本翻訳連盟(JTF)主催の日本語セミナーで講師を務め、評価をいただいたことですね。それまでにも、(書籍の校閲を行っていた)出版業界では、日本語文章の品質向上について講義した経験はありました。でも、上記のセミナーがきっかけとなって、「日本語のブラッシュアップ」は業界を超えて求められているテーマなんだ、と気づいたんです。そこで、それからはもう業界を問わず、ビジネスで記される日本語の品質を高めるためのお手伝いをさせていただくようになりました。

翻訳者を目指す方へのメッセージ

翻訳は、ある言語から他の言語に向けて、単に言葉を置き換えるだけの作業ではありません。実務の場では常に、原文に記されていることの真意をきちんと理解し、それを読み手に正しく伝えることが求められています。そこで重要となるのは、(私の研究テーマとも重なりますが)母語である日本語の力です。なぜなら、人間はどんな言語に触れるときも母語をベースとして理解し、その内容を説明しようとするからです。したがって「英日」「日英」などの言語方向にかかわらず、母語の重要性に変わりはありません。

たとえば日英翻訳の場合も、ソース言語である日本語の読解力が向上すると、英訳の品質も速度もアップします(これは、原文の理解度が上がってから訳出することによるメリットです)。そこで、ぜひ100時間中20時間は日本語の勉強にあててください。小さな改善を着実に積み重ねていくことこそが、「選ばれる翻訳者」への一番の近道です。一緒に頑張っていきましょう。

■ プロフィール

茨城県水戸市生まれ。日本大学文理学部国文学科卒業後、出版社などでの勤務を経て校閲者として独立。以来10年以上にわたって200冊以上の書籍の誕生に携わる。現在は、企業内で記される文章の品質向上を支援する日本語品質コンサルタント®として、各社における育成指導やアドバイス等に取り組んでいる。さらに、近年はサン・フレア アカデミー主催のセミナーや短期講座で講師を務めるなど、翻訳者の日本語力向上を支援する活動に力を入れている。

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  • 文芸翻訳和訳演習〈クラシック編〉
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