セミナー
オンライン
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2023年5月20日(土)9:30~12:30
目的:日本語の特許請求の範囲(クレーム)の翻訳にあたっては、通常の翻訳能力以外に、米国特許法の最低限の知識と模範的な英文クレームの構造を熟知しておく必要があります。基礎編では、これらの基礎的な知識について説明しました。
実際の日本語明細書の翻訳に当たっては、これらの基礎的な知識を応用するために、さらに実践的な知識の積み重ねが必要です。本セミナーは、翻訳の際に特に気をつけなければならない事項を重点的に説明します。
内容:
1. クレームにおける数と冠詞の問題
権利範囲の確立に必要な数と冠詞の問題点と解決方法を具体的に説明します。
2. クレーム用語の解釈の仕方
クレーム用語は明細書の記載と合わせて解釈されます。その実務を知ることは正しい用語の選択に役立ちます。
3. 日本語固有の問題と対策
日本語明細書に固有の問題点をそのまま翻訳すると、よい権利は取れません。翻訳者として、どのような表現に留意し、どう改善した上で翻訳すべきかの具体的な指針を提供します。
その他:
本セミナーの内容は、特許英語マスターシリーズ「クレームの日英翻訳の留意点(基礎編)」の内容を理解しているという前提で、組立てられています。本セミナーを受講される方は事前に基礎編も受講されることをお勧めします。