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サン・フレアアカデミー

講師紹介

杉本 純先生

■担当講座

  • 動画講座「翻訳者のための原子力知識」

先生への一問一答

―― 翻訳者になろうと思ったきっかけは?

私は原子力分野の研究者であり、翻訳をメインにはしていませんが、科学技術系の翻訳をするには、その分野独特の専門用語や表現方法に習熟している必要があります。特に、原子力分野は比較的新しいこともあり、新しい用語や表現を絶えずウォッチしておくようにします。このためには、政府系のHP(原子力規制庁など)にある国際機関(IAEAなど)の公式報告書の対訳などに時々目を通したり、外国語の技術資料の専門用語の定訳をGoogle検索で探す技術を身に付けると良いでしょう。皆さんのご健闘をお祈りしています。

翻訳者を目指す方へのメッセージ

「原子力」分野の翻訳者を目指す方へのメッセージをお伝えします。
原子力はエネルギー利用と放射線利用の2大分野があります。エネルギー利用では福島第一原子力発電所事故を受けて、ドイツなど撤退する国が数ヶ国ある一方、我が国や米国、フランスなど20数ヶ国で将来も利用し、英国、インドなど数ヶ国では原子力を増やす計画です。他に約10ヶ国が新たに原子力発電所を建設中や導入を検討中です。近年の地球温暖化対策の強力な手段として、またウクライナ戦争の影響によるエネルギー安全保障の観点から、さらに、安全性の高い中小型原子炉の開発が内外で進められるなど、原子力エネルギーの重要性が高まっています。放射線利用の分野も、医学、工業、農業、科学研究など多様な分野での利用が今後も拡大して行くと予想されます。明るい未来をともに生きるため、是非、「原子力」分野の翻訳者を目指して下さい。

■プロフィール

京都大学理学部物理学科卒、同工学研究科原子核工学修士課程修了。
日本原子力研究開発機構において原子炉安全の研究に従事し、米国ロスアラモス国立研究所駐在(1年間)、炉心損傷安全研究室長、ウィーン事務所長(3年間)、原子力人材育成センター長を経て、京都大学原子核工学専攻教授、東京工業大学特任教授、サン・フレア社AIRKEPアカデミー校長などを歴任。国際ジャーナル論文発表、国際会議主催や招待講演、日・英の著書多数。原子力関係の国際ジャーナル査読委員歴20年以上、米国大学の原子力教科書翻訳歴など。
現在、日本原子力学会の編集委員会顧問及び教科書調査ワーキンググループ主査、島根県原子力安全顧問、原子力安全推進協会委員などに就任。工学博士、技術士(原子力・放射線)、英語検定1級、中国語検定3級、将棋三段

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