はじめての方
翻訳者になるための必要なスキルは?
以下に挙げる4つのスキルをバランスよく身につけておくことが重要です。
- 語学力:
英語力は必須です。翻訳学習を始める際の目安は、高校卒業程度もしくは大学受験程度の英語力が最低限必要です。もちろん徐々にスキルアップしていく必要があります。最終的には日本語を読むのと同じような感覚で英語を読めるようになることを目標としてください。和文英訳では、日本語の文脈に左右されない簡潔な英文を書くことが求められます。
日本語(国語)力は英語力と同じくらい重要です。英文和訳の場合は、第3者が読みやすく論理的な文章(訳文)を書くことが必要不可欠です。
和文英訳の場合は、原文の日本語を正確に理解できることが必要不可欠となります。 - 各分野の専門知識:
産業翻訳では、最先端の技術やサービス内容について訳すことが多くなります。原文に何が書かれてあるかを理解できることが重要です。日本語レベルで理解できないものは、英語ではさらに理解できません。常日頃から専門雑誌や企業のサイト等で、現在どんな技術が開発されているかをチェックするようにします。基本的な知識をまず身につけ、徐々に幅を広げていくことが必要です。文系出身の方やどの分野のバックグラウンドもない方でも、今から興味のある分野を学習していけば大丈夫です。まずは翻訳の学習を進めながら、当該分野の入門書などを反復して読んでいくことをお勧めします。 - 調査能力:
各分野の専門知識を持っていても、実際の産業翻訳の実務ではさまざまな内容の翻訳を依頼されますので、時間内に徹底的に調査することが必要になります。※主な調査方法…1)辞書 2)参考書 3)インターネット検索 4)雑誌・専門書 5)知り合いの専門家に聞く等 - 翻訳技術:
新聞やニュースなどの正しい文章に触れるなど、日頃から論理的な文章作成を心掛けます。また各分野によって、定型表現や好まれる表現の傾向などがあります。当該分野の文献を数多く読み、よく使用されている表現を少しずつ覚えていくことが必要です。さらに長文における構文の解釈や、長文の訳し方なども重要ですので、原文と対訳のある文献で訓練するようにします。
当然、プロの翻訳者として活躍するためには英語力、日本語力が欠かせませんが、自分の専門分野の知識を活かすことができれば産業翻訳者として活躍できます。翻訳のスピードを上げるためには、支援ツールなどPCを使いこなす必要があります。さらに、翻訳者の資質として、好奇心と探求心を常に持ち続けることも大切です。
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