――翻訳者、翻訳学習に必要なものは何だと思いますか?
「専門分野の知識以外に、雑学(大家になる必要はありませんが)などが翻訳の役に立つこともあります。また、翻訳は、地道な作業の連続ですので、忍耐力が必要です」
「翻訳には時として発想の転換が求められます。例えば、ソース言語の文をターゲット言語の文に翻訳する際に、受動態は受動態へ、能動態は能動態へと単純に変換せずに、逆の態にするとターゲット言語ではより自然な表現になることが多々あります。また、翻訳を続けていると難解な文に出くわすことがありますが、そのような場合、通常の翻訳プロセスとは異なる視点(発想)でソース言語の文を分析することが大切です。
皆様が、1日も早く実務翻訳者と呼ばれるレベルに到達されることを心よりご期待いたします」
■ プロフィール
宮崎工業高等学校電子科卒業後、5年間渡米。ニューヨーク州立大学バッファロー校(SUNY at Buffalo)内Intensive English Language Institute卒業。帰国後、大手特許事務所の翻訳課で6年間実務翻訳に従事。退所後フリーランスの特許翻訳者として現在に至る。過去7年間東レ特許翻訳スクール(電気・電子コース)の講師を務める。
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